ここ数日の間、子供が寝付いてから1時間位で突然泣き叫びながら起き上がって部屋の中を歩き回っています・・・。
色々と調べてみると『夜驚症』の症例と合致する点がありました。
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夜驚症とは?
夜驚症とは睡眠時驚愕症とも呼ばれており、深いノンレム睡眠(体は起きていて脳が深い眠りに付いている状態)から中途半端に覚醒してしまう事で起こります。
3歳から7歳までの小児によくみられますが、一過性のもので小学校高学年を過ぎた頃にはなくなるそうです。
夜泣きとも似ていますが、夜泣きは乳児が浅い睡眠の途中で泣き出す事で、夜驚症は深い睡眠の途中で脳の一部(大脳辺縁系)が活発に動き出し、その他は眠っている状態。
その為、名前を呼んでも目を覚ませと声をかけても反応はありません。
それどころか翌朝子供に尋ねても何も覚えていません。
因みに大脳辺縁系は感情や情緒を司る部分だそうで、『いやだ』とか『こわい』といった感情がノンレム睡眠中に爆発している状態なのだとか・・・。
確かに子供が夜驚症の時は『やだーーーっ!』で始まる事が多い気がします。
原因は?
ストレスや疲労、睡眠リズムの乱れが夜驚症を引き起こしやすくする要因と考えられている為、夜更かしや寝る前にゲームをする事は避けた方が良いそうです。
また、熱がある状態の時になりやすいとも言われ、解熱剤や鎮静剤の使用時に夜驚症の症状を引き起こす可能性が報告されています。
因みに直接的な関係はどこにも載っていませんが、2歳の頃にひきつけを起こしている事は関係があるのでしょうか?
対処法は?
特効薬がある訳でもなく、通常1分から5分程度で症状は治まります。
無理に起こそうとせずに、パニックで頭や顔を角にぶつけたり、階段から落下しない様に見守ってあげて下さい。
追記
個人差があると思いますが、小学校3年生となった頃には自然と無くなりました。
寝相が悪いのは相変わらずですが・・・一安心です。
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