【家庭菜園】簡単に美味しい秋ナスが出来る栽培方法

生活
ナス

ナスの原産地はインド東部といわれています。
西や東に広がり、日本には奈良時代に中国や朝鮮半島、東南アジアからの3つのルートで伝わってきました。
日本の気候でも育てやすい野菜の代表格です。

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栄養素

9割が水分と言われているナスですが、食物繊維やカリウムを豊富に含んでおり、夏バテ防止にも効果があります。

野菜の栄養素が詳しく分かる!その役割と1日の必要量は?
採れたての野菜をそのまま食べたり、メインの料理の付け合わせに茹でたり、炒めたりと様々な楽しみ方がありますが、野菜に含まれる栄養素は我々動物が健康に生きていく為に必要不可欠でもあります。

栽培方法

暖かくなってきた4月下旬頃に苗を植え付けて、7月上旬頃から収穫が出来ます。
整枝と追肥を上手に施すと10月中旬まで収穫が楽しめます。
接ぎ木苗を植え付ける際の注意点として、継いである苗を土に被せない事です。
土に被せてしまうと継いである苗から芽が出てしまい、接ぎ木苗にしている意味が無くなってしまうそうです。

土づくり

【家庭菜園】初心者でも簡単に出来る家庭菜園の土づくりとは?
野菜作りにおいて最も必要な事は根がよく張る土壌作りです。野菜は根をしっかり張る事で茎を安定させ、水や空気や養分を取り込み成長します。ふかふかの土の菜園の野菜や雑草の根は真下に主根がピンと伸びています。

植え付けの2週間前に苦土石灰を1㎡当たり100gを混ぜて耕します。
1週間前には堆肥を2kg、化成肥料100g程度を施して耕しておきます。

植え付け

本葉が5~6枚出たら植え付けの時期です。
土壌に苗ポットがすっぽり入る位の穴を開け、水をたっぷりと浸み込ませます。
苗を植え付けたら周りの土を寄せ、軽く抑え付けて土壌に馴染ませるようにします。
株間は50~60cm空けて植え付けます。

摘芯(摘果)作業

植物や野菜は子孫を残す為に花や実を付けます。
それらを成長させる為に根から吸い上げた水分や養分を集中させます。
早い段階で摘芯をする事により、株を十分に成長させてから実を育てる為に必要な作業となります。
ピーマンの場合は一番花(最初に咲いた花)を摘み取る事で株全体の成長を促します。

整枝・脇芽かき・仕立て方

主枝と一番花の下の2本のわき芽の3本仕立ての整枝法を行います。
それより下の脇芽はかき取ります。
葉も主枝の成長を促す為に落としてしまいます。
また、枝から2本の芽が出た場合は後から出た芽をかいてしまいます。



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追肥

植え付けから約2週間後に1回目の追肥を施します。
それ以降は2週間に1回を目安に化成肥料を20g程度施します。
花の中心に伸びる白色(先は黄緑色)の雌しべの長さとその周りに伸びる黄色の雄しべの長さで肥料の過不足が判断出来ます。
雌しべが雄しべよりも長いと肥料が十分にあり、反対に雌しべが雄しべの中に隠れてしまっていると肥料不足になっています。

収穫

放っておいて実をならせ過ぎると木自体が弱ってしまう為、収穫の度に切り戻しを行います。
方法としては側枝の花の上の葉1枚を残して摘芯し、果実に成長し収穫の際に下の脇芽の上で切り戻しをします。
下記サイトで分かりやすく図解しているので参考にしてみて下さい。

3本、4本仕立てで栽培したいナス|特集|読みもの
特集「プロに学ぶ!仕立てにこだわった夏野菜作り」。今回はナスの仕立て方をご紹介。ナスは水やりも大切ですが、長期収穫にむけて整枝を繰り返すことと、追肥が重要になってきます。

害虫対策

アブラムシ

連作障害

ナスは野菜の中でも連作障害が出やすいので、同じ場所での栽培の間隔を3~4年空けましょう。

コンパニオンプランツ

・ネギ科
・セリ科のパセリ
・落花生

更新剪定

美味しい秋ナスを収穫する為に必要な作業です。

調理方法

焼きナス

天ぷら



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