【Excel】条件によってセルの文字色と背景色を変える

編集(PC)

こんにちは。とむじぃです。
今日は自身の備忘録としてもなんですが、Excelで”条件によってセルの文字色と背景色を変える方法”を紹介します。
条件によってと聞くと関数が浮かびます。IF関数ですね。

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IF関数

例として5人の生徒の国語と数学のテストの結果を表示しましょう。
A1セルから縦に氏名、生徒の名前
B1セルから縦に国語、それぞれの点数
C1セルから縦に数学、それぞれの点数

上記を入力します。

IF関数はセルに”=IF(論理式,真の場合,負の場合)”と入力します。
もし、点数が30点以下の時は赤でそれ以外は黒にしたい時は、
=IF(B2<=30,・・・ん?

文字色を赤にするのは何て書けば良いんだ?

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条件付き書式

・・・そうなんです。IF関数は、条件によって”赤点”の様な文字列を表示したり、セルに入力されている数値等を表示する事はできますが、セルの文字色や背景色を変化させて表示する事はできません。

では、どうすれば良いか?
条件付き書式”という機能を使います。

文字色を変える方法

1.条件付き書式を設定したいセルを選択。(今回の場合はB2からC6の範囲を選択します。)

2.[ホーム]タグの中のスタイルにある条件付き書式を選択。

3.1番上のセルの強調表示ルールを選択。

4.右に表示されたメニューの一番下のその他のルールを選択。

5.ルールの種類を選択してくださいのボックスの中の指定の値を含むセルだけを書式設定を選択。

6.ルールの内容を編集してくださいのボックスの中の次のセルのみを書式設定を左から”セルの値””次の値以下””30”と入力。

7.書式ボタンをクリック。

8.[フォント]タグの中の色を赤に選択。

9.OKボタンを押す。

10.OKボタンを押して完了。

どうでしょう?30点以下の数字の文字色が赤になったら成功です。

背景色を変える方法

70点以上のセルの背景色を黄色に変更したいという場合は、5.までは一緒です。

6.ルールの内容を編集してくださいのボックスの中の次のセルのみを書式設定を左から”セルの値””次の値以上””70”と入力。

7.書式ボタンをクリック。

8.[塗りつぶし]タグの中の背景色を黄色に設定します。

9.OKボタンを押す。

10.OKボタンを押して完了。

どうでしょう?セルの背景色が変化しましたか?

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ルールの管理

作成された条件付き書式のルールは、条件付き書式のルールの管理の中に登録されています。
ちなみにこちらからも新規ルールの作成と既存のルールの編集が行えます。
条件を自分なりに変更してみてExcelを便利に使って下さい♪

以上、Excelで”条件によってセルの文字色と背景色を変える方法”でした。

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