【春の味覚】こしあぶら(白木の芽)

おすすめ

日本人は昔から旬のものを食べる事で免疫力を高めると伝えられ生活の中に取り入れてきました。
それは日本には四季があり、その時期毎で育った野菜には栄養価が高く体のバランスを整えるのに必要だったからです。
春には山菜が山に芽吹き、夏には様々な野菜が育ちます。秋にはきのこや芋が顔を出し、冬には根菜類や柑橘類の野菜が旬を迎えます。

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こしあぶらとは?


山菜の女王と呼ばれ、山菜の王様のたらの芽と並んで人気があります。

こしあぶら採取の時期


場所や標高にも拠りますが関東地方では4月中旬から5月中旬まで。
GW前の4月下旬頃が狙い目です。
西日本では4月初旬から採れる所もある様です。

こしあぶら採取時の服装

スパイク付きの長靴(山中は滑りやすい為)


革手袋(山中にはとげがある木が多い為)

こしあぶら採取時の道具

かご(PPバンド等で編み上げた丈夫なもの)

こしあぶら採取時の注意点

頂点の芽だけを採取しましょう

茎や枝の一番先端に出る芽を頂芽と呼び、味も香りも芳醇で美味しいです。
ただ採取の際に欲張って頂芽だけでなく脇芽も採ってしまうと木自体が枯れてしまうので注意が必要です。
この点については山菜採りのマナーですので是非守って下さい。
たらの芽もハリギリも同じです。翌年にまた芽を出してくれる様、自然の恵みに感謝しながら山菜採りを楽しみましょう。

やまうるしに注意しましょう

比較的登山道や林道沿いの陽の当たる場所に生えているこしあぶらですが、近くにはやまうるしも生息しています。
色は赤褐色で素手で触るとかぶれます。
名人曰く食べるとお尻がかぶれるとか・・・。

こしあぶらの調理法


何と言っても天ぷらが美味しくいただけます♪

こしあぶらの炊きこみご飯もおすすめです!

【春の味覚】こしあぶらの炊き込みご飯
米3合、醤油大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1、ほんだし大さじ1、油揚げ2枚(油抜きをする)、こしあぶら10~20本(袴を落とし2~3cmに切る)

こしあぶらの保存方法


こしあぶらを洗ってキッチンペーパーか新聞紙でくるみ、袴を下にして野菜室に保存すると1週間は持ちます。

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